RotoSpiderマニュアル › 工場のデータを入力する
工場で使うクリアランスを設定する
対象バージョン:RotoSpider Desktop 0.8.14 · 確認:2026-09-13 D5
クリアランスは、1枚のスパイダー上で隣り合う金型のあいだにアプリが保つすき間です。作業者がクランプに手を届かせ、金型を開け、成形品を取り出すのに必要な空間です。2つの数値をSettings(設定)で一度設定すると、すべてのレイアウトがそれを守ります。

目標と最小
目標クリアランスは、望ましいすき間です。アプリはまず、このすき間でレイアウトします。
最小クリアランスは、許容できるすき間です。要求した金型が目標のすき間ではすべて収まらないとき、アプリは、より多くの金型を収めるために、すき間を最小値に向けて狭めることができます。最小値より狭くはしません。
2つの数値をミリメートルで入力し、Applyを押します。開いているすべてのレイアウトが再計算されます。試用版の初期値は、目標240 mm、最小120 mmです。
レイアウトで使われた値を読み取る
レイアウトタブでは、2か所に表示されます。右下のClearance scheme(クリアランス案)の行は、要求した値と、レイアウトが保証する値を、配置した数とともに示します。

ステータスバーには、レイアウトの中で最も狭いすき間がMIN CLEARANCEとして表示されます。

保証されたクリアランスが目標より小さい場合、アプリは要求を配置するためにすき間を狭める必要があったということです。目標と等しい場合、すべての金型が目標どおりのすき間を持っています。平面図(2D)では、クリアランスは各金型の周りの破線の四角として描かれるので、2つの四角が接する場所がわかります。
スパイダーの縁からのはみ出し
金型の底面は、通常はスパイダーの内側に収まります。工場のやり方で底面が縁の外に出てもよい場合は、レイアウトタブの待機エリアにある一時許容Ignore spider edgeを使うと、そのレイアウトで金型を手で配置できます。これは1つのレイアウトのための一時的な許容で、設定ではありません。また、金型は最大回転径の内側に収まっていなければなりません。
Web App
Web Appでは、回転成形機の欄に同じ2つの値、Target mold-to-mold clearanceとMinimum mold-to-mold clearanceがあり、さらにレイアウト全体に効くスイッチとしてAllow molds beyond the spider edgeがあります。
ご意見・ご質問
アプリのルールは、物理条件を私たちなりに読み解いたものです。お客様の工場のほうがよくご存じの点では、アプリのほうを変えます。